2014年6月24日火曜日

「音楽祭」

2014年6月22日
「ふぁあ満腹、満腹」 と言って、ぼくはカレーライス四杯目を食べ終わった。  昨日は音楽祭だった。ぼくらは「みなみ」というレストランの前で踊った。炭坑節、阿波踊り、ソーラン節を踊った。  「みなみ」のご主人は知り合いなので、踊る前カレーライスをおごってくれた。あまりにも美味しいので4回もお替りをしたのだった。  「みなみ」の前で3つの踊りを続けて2回踊った。僕らの周りに人だかりができていた。そのまま通り過ぎたい人も通れないでいた。最後には、見物人が向かいのレストランのグラスを割ってしまった。おかげで、店の人に 「ほかの所で踊ってください。」 と言われてしまった。 阿波踊りの流しを1回踊った。ぼくらは踊りながら道を進んで行った。両脇はレストランだった。そのレストランのお客さんも手を止めてぼく達を見てくれた。 他の演奏者ののコンサートが始まった。音がすごく大きいので僕たちの曲が聞こえなくなってしまった。もっと踊りたかったが終わりにした。 みんなと別れる前にアイスを買った。ぼくはマロングラッセ、ブルベリーと木苺味のを買ってもらった。 口の中とろーりとけるアイスかな。  

2014年6月21日土曜日

「バーベキュー」






2014618日 


「ジュワーピチピチピチー」
 肉の焼ける音がした。
 今、お父さんがみんなで食べる牛の背肉をバーベキュー台の上に乗せたのだ。
 今日は国語教室のみんなを呼んで、バーベキュー会を開いた。
 焼けた肉を切ってみたら、まだ真ん中の所がちょっと赤かった。
 お父さんとぼくはそれを見て、
「オー、丁度いい焼け具合だね。」
と言った。
 だがcさんはもっと焼けていた方がよかったので、焼けた肉から食べる分だけ切り取ってもう一度焼いてから食べた。
 肉は柔らかくて頬が落ちそうだった。
 ぼくは、ゆうくんとビール注ぎ競争をした。ぼくが注いだ方が泡の量がちょうどよかったので、みんなぼくに注いでもらいたがった。
 デザートに、子供はかき氷を食べた。
 食後、お父さん達と相撲をとって遊んだ。相撲といっても、ただお父さんを倒すために子供四、五人でかかっていくだけだが。それでも結構面白かった。
 最後に、お父さん達が寝ころんだ上を飛び越えて遊んだ。ぼくはコマのように360度回転しながら飛び越えた。
 みんなが帰った後、お父さんは
「うわあ、酔っ払って頭が痛い」
なんて言っていた。


2014年6月12日木曜日

「滝」








2014611

「ザザーン、ザザーン」
滝の音が聞こえた。A一家と登山をしていた。「滝の道」というコースを登った。どこにいても滝や小川の音がしていた。
4歳のゆうごくんも頑張って登った。もっとも男子4人が代わる代わる手伝いながらだが。それでもこの年にしてはすごい。
2時間くらい登ったところの木陰でお弁当を食べた。
下り、適当な場所を見つけて水浴びをした。そこは小川で、段差があって1mくらいの小さな滝ができていた。ちょっと下流に大きな石があり、川の水をせき止めていたので、小さな池のようになっていた。
「うひゃー、つめてえ」
そこは標高が高いので、水はずいぶん冷たかった。それも体を20秒間くらい水につけただけで、息が苦しくなってくるほどだ。
そこで涼しくなったら、また下り続けた。
車に着くすぐ前、またものすごく暑くなってきた。
道の左わきに、高さ2,3メートルの滝があった。そこは滝の後、5メートルくらい下までヌルヌルの岩で覆われていた。水はあまり冷たくなかった。
ぼくと弟は滝に打たれたり、つるつる滑る岩をさかのぼろうとしたりして、遊んだ。
車に入ったら、
「うわー、あつー」
と思わず言ってしまった。

車の中は完全にサウナ状態だった。

「マダニ騒動」






201464日 

日曜日の朝、起きたらなにかかさぶたのようなものが、頭の後ろの方にくっついているのに気が付いた。
お母さんに見せたら、
「かさぶたじゃないの?」
と言われた。
お父さんもそう言った。
それは、お母さんの話によると、平べったくてつるつるだったそうだ。
「それにしても、なんだが足のようなものが見えるなあ。マダニじゃないの。マダニかもしれないね。」
「わーほんとだ、見える。足みたいのがここにも。」
わざとではなく、お父さんは一部をとってしまった。
それを顕微鏡で見たら、足のようなものがついていたので、お父さんもいよいよマダニかも知れないと思い始めた。
ということは、マダニの頭はまだ直喜の頭に残っているということだ。その日は休日だったので、翌日かかりつけのお医者さんに診てもらった。
先生は、
「やっぱりマダニですね。頭が残っていますね。」
と言った。
針のようなものでぼくの肉をほじくり、取ろうとした。髪の毛が血まみれだった。
どうしても取れないので、自然ととれるのを待つことにした。(それ、医者かいな?)
お母さんと話してわかったが、マダニは一方ではライム病を媒介し、もう一方では頭が残ると化膿して細菌が発生するのだ。
化膿を防ぐ薬はあるが、ライム病の特効薬はないらしい。
先生は、
「マダニは死んでいるので、抗生物質を飲んでいれば、マダニの頭は何の害もありません。」
と言っていたが、早くマダニの頭に出て行ってもらいたいなあ。